皆さん、訪れていただきありがとうございます!クラウドファンディング応援ライターのAyakoです♪
クラウドファンディング体験者の方に、色々な角度の体験談を発信するインタビュー連載2話目です!
今回取り上げさせていただくのは、2021年4月にクラウドファンディングに挑戦され、達成率213%の大成功を収めたコミュニティコーピング(コミュコピ)さん。
今回は、クラファンのスタート直前準備と注目を集めたり拡散や情報発信が目的にウエイトを置いた狙いや効果はどのような反響になったのかをお送りします!
連載第1弾目から起案者の思い・考え・チャレンジ中の秘話を、コレカラ・サポート代表理事である千葉晃一さん(以下、千葉さん)と、まちづくりゲーム団体UrboLab代表でゲームの企画開発を手掛ける上原一紀さん(以下、上原さん)にリモートインタビューにご協力いただけました。ありがとうございます!
クラウドファンディング スタートに向けた入念な準備が成功への重要ポイント
クラウドファンディングをスタートするにあたり、起案者の方々へプラットフォームであるCAMPFIREから出されている『プロジェクト作成マニュアル』と、ちばクラウドファンディングオリジナル『初期サポートツール』をお渡ししています。
まず、必要となって来るアクションとして
- プロジェクトページ作成
- リターン品考案
- 支援者リスト作成
スタート前の準備期間のようでいて、このプロセスはプロジェクト成功を左右する重要ポイントであり、プロジェクトスタートをしていると言っても過言ではないでしょう。
突然ですが、ここでちょっと皆さんに気に留めておいていただきたいのは、
クラウドファンディングは人が集まるプロジェクトだと思われていますか?
クラウドファンディングは人を集めるプロジェクトだと思われていますか?
少しのニュアンスの差ですが、この意識の差はとても大きな差となります。この違いを頭に置きながら、プロジェクト達成経験者のコミュコピさんのスタート準備プロセスで感じてみてください。
クラファン プロジェクトが人の意識を注目させる!繋がりへのキッカケ作り
千葉さんは、スタート前のプロセスで必要な”支援者リスト”作成で、200人弱の方々をリストアップされました。
(千葉さん)CAMPFIREスタートアップ資料を参考に、支援者リストアップは
- 積極的に支援してくれそうな人
- どっちかな・・という人
- あまり連絡が取れていない人
グラデーションがありますが、洗いざらい出しました。
日ごろから、よくコミュニケーションが取れていて自分たちの活動を知っている人には、コンタクトを取れるし取りやすいけれど、このプロジェクトを起こして絞り出したリストの中の人で、久しぶりに連絡を取る人だとか、濃淡でいうと淡い部分で多くはないのですが、そういう人が、『あ!今、こういうことやっているんだね!』と注目をしてくれる。
例えば、遊びに行くにしても飲みに行くにしても、そのキッカケがないと基本的に繋がらないと思うんです。
意識してもらえるキッカケ作りは重要で、『最近連絡取れていないけど・・これを機に連絡を取ってみよう』と、出せるだけ出してみようと思いました。
リストアップは、向き合う作業でした。
- 誰に伝えたいのか?
- どれだけ熱量を持って向き合えるのか?
が、試される瞬間という感じでした。
大勢の支援者の一人ではなく、一人一人の支援者へ向けた呼びかけ
(千葉さん)どう連絡するかは置いておいて、準備中・開始前・期間中・終了間際に、人に対してリストに対して一斉に送信するのではなく、一人一人出来る限り一件一件手間はかかりますが、その人に向けた発信をすれば、かけた手間は比例するものだと思っています。
例えば、『応援して下さる、皆様へ』と一斉発信をするよりも、
『〇〇さん、今度クラファンを始めようと思っているんです』
と、しっかりと個人にベクトルを定めた発信は、とても大事なポイントです。
プロジェクトページ作成においても、リストアップした支援者への向き合い方も、”プロジェクトに対する熱い思いの伝え方”や”共感性”がとても重要なことが伝わってきました。
クラウドファンディングのプラットフォームCAMPFIREでは2021年6月時点、52,000件以上のプロジェクトを掲載し、注目が高まっていますがその反面多くのプロジェクトに埋もれてしまいます。ホームページのトップ画面に掲載される注目プロジェクトや、新着も掲載される事はとても稀少な数です。プロジェクトがスタートしたから支援が集まるのではなく、起案者となった際は、人を集める意識を持って多岐にわたる情報を発信し、身近な方から注目をしてもらえる行動力が成功への重要なカギになり、この工程を経て、スタート直後からぐんぐん達成率を伸ばす経緯を辿ったコミュコピさん!!
地道で丁寧なスタート準備は人を集め、その人の活動を応援したくなる共感を起こし、支援へと確実な成果をもたらしました。
次回のコミュコピさんの体験談は、実際支援者の手にお届けする、リターン品考案時のエピソードをお送りします!お楽しみに☆
コレカラ・サポートさん
コミュニティーコーピングのご紹介
- コレカラ・サポート コミュニティコーピング公式HP
https://comcop.jp/ - コレカラ・サポート(起案者様)
https://koresapo.net/ - CAMPFIRE
クラウドファンディング プロジェクト
クラウドファンディング体験者インタビュー:バックナンバー
- 2021年9月13日
達成者が語るクラウドファンディングの目的とは?~コミュニティコーピング①~
応援レポート:バックナンバー
- 2021年3月13日
社会問題に取り組む意識を取り入れたコミュニティコーピングの新感覚ゲーム体験