皆さん、訪れていただきありがとうございます!クラウドファンディング応援ライターのAyakoです♪

クラウドファンディング体験者の方に、色々な角度の体験談を発信するインタビュー連載です!

今回取り上げさせていただくのは、千葉県内で90年振りに2軒目の酒造免許を取得されワイナリー設立を果たし、2020年12月にクラウドファンディングを行った”多古ワイン”プロジェクトオーナーです。

3話目は、2020年11月に船越ワイナリーさんは1周年を迎えられます。1年間を振り返った時ってみた時に、改めて感じる熱い思いをレポートします。

振り返る1年間の軌跡

これまでの歩みをお話しいただけたのは広報担当川口さんと、醸造担当者でありご実家が生食用のぶどう農家を営まれ、多古町ぶどう界のサラブレッド!という川口さんご紹介の櫻井浩之さんにもお話しいただけました。真面目で面白くて優しい気配りに長けた内面性と、フットワーク軽くなんでも積極的に取り組む櫻井さんの姿が見受けられ、とてもキラキラされていました。

●1年経ってみて、船越ワイナリーさんストーリーを振り返り、今感じている事は何ですか?

(川口さん)全てがはじめての事で、挑戦の1年でした。

その中でも、クラファンは大きな挑戦の一つでしたが、多くの方にご支援いただく事ができ、多くの方に周知して頂けるきっかけでした。

このクラファンがきっかけで、想像もしていなかったジャンルや業種の方からも有難いお取引のオファーを今になっても頂いたりもしています。

ワイナリーを作るという目的の一つを果たしましたが、会社として長きにわたり継続していくためにも、販売ルートを作る有難い大きなきっかけの一つになっています。

醸造担当櫻井さん

(醸造担当者 櫻井さん)本年は、ワインやぶどうに関しての知識や色々なスキルをお持ちの方にサポート頂き、とても有り難く、楽しい時間でした。

弊社の体制が整わず、サポーターの皆様にお越しいただくことが出来なくなるという現実もありました。 弊社はもっと体力をつけ、サポーターの皆様にワインに関するさまざまな経験をしていただけるようなワイナリーにしていきたいです 。

櫻井さん

●あんなこといいな…できたらいいな…という夢はありますか?

(川口さん)多古町産の野菜等を使った食事と多古ワインのディナーを多古町で開催したいです!!!

(櫻井さん)将来はワインに興味のある方達に飲んで楽しんで頂くだけでなく、ワイン用ぶどう栽培、収穫等の体験をして頂けたり、地元の農産物でBBQ出来たりと年間を通して足を運んで貰える場所になれたらいいなぁと思っています。

山ぶどう
※このぶどうは、山梨県産の山ぶどうです。

●多古町産ぶどうを目指されているとのことなので、ワイン用ぶどう栽培、収穫等の体験が出来るようになると、この先楽しみですね!!

(川口さん)はい、多古町産のぶどうでのワインを楽しみにして下さっている方も沢山いらっしゃって、そのようなお話をよく頂きます。有難いことに、櫻井さんのようなぶどう作りに精通した、プロが身近にいる環境です。
多古町産ぶどうの育成や収穫はまだ先となりますが、これから先、美味しく良い葡萄を作って、美味しいワインに仕立て、楽しみに待ってくださっている皆様に喜んで頂けるよう励んでいきたいです。

地域おこしへの想い

船越ワイナリーの皆さんは、ワイン造りを通して地域おこしへの展望も感じます。

●地域発展を思い描く愛着ある地域への思いを教えてください

(川口さん)米農家が集まって始めたワイナリーですが、多古町、船越では60年以上前からぶどう栽培が盛んでし
た。高齢化、離農、過疎、様々な問題があります。
船越ワイナリーが多古町に出来たことは、町中の人が知っているわけでもありません。
が、6次化に取り組むことにより、栽培した作物を加工するという工程を自ら行うことで、それに携わる時間も増え、またそれを販売することで利益を生むことができると、専業で農業に取り組む事が出来、生活の安定につながります。
多古町でも、農業で安定した生活を営むモデルケースになれるといいな考えています。

船越ワイナリーさんPR

最後に、勝又社長にお言葉をいただきました!

(勝又社長)この愛着ある多古町から世界に誇れるワインを作ることを目指しています。 地域発展へ繋がるようにワイン醸造に励む日々です。

ワイナリーを始める前は 米農家 ぶどう農家 土壌研究をする施肥のプロ が集まって設立したワイナリーです。 醸造は、有難いことに、屈指の素晴らしい醸造家の方にご指導を頂き醸造に取り組んでいます。 多古町船越は、土壌はとても肥えていて栽培にも有利です。 いいぶどうを育てるのに環境は整ってる状況で、ワインもお陰様で好評です。 ワイン好きの皆様、多古町の皆様に喜んで頂きたいと取り組んでいます。

(川口さん)2年目となる今年も入荷のぶどうは糖度が高く美味しいものが多く、いいワインを作れそうです。リリースは年明けを予定しています。お楽しみになさって下さいね~!!

 

醸造シーズン中のお忙しい中、取材にご協力いただいた船越ワイナリーの皆様、誠にありがとうございました!!

船越ワイナリーさんのご紹介

  • 船越ワイナリー公式HP
    https://comcop.jp/
  • 多古ワイン オンラインストア
    https://tako-wine.stores.jp/
  • CAMPFIRE
    クラウドファンディング プロジェクト