皆さん、訪れていただきありがとうございます!クラウドファンディング応援ライターのAyakoです♪

クラウドファンディング体験者の方に、色々な角度の想いや体験談を発信するインタビュー連載です。

今回取り上げさせていただくのは、一般社団法人コレカラ・サポートの超高齢社会体験ゲーム『コミュニティコーピング』や、幕張PLAY株式会社の夢を実現するカードゲーム『ドリプロ』という、2つのゲームでそれぞれクラウドファンディングにチャレンジした、まちづくりゲーム団体UrboLab代表でゲームの企画開発を手掛ける上原一紀さんです。2回にわたって伺ったお話しをお送りします。

開発カードゲーム『ドリプロ』を多くの人に届けたい

上原さんは、行政、民間、NPOを経験され、それぞれの経験を活かしながら自分らしい社会貢献を目指されています。2019年にクラウドファンディングプロジェクトの一員として、『ドリプロ』というカードゲームを開発されました。カードゲームの成り立ちは、まさにゲーム内容そのもの?!だったそうです。そのドリプロを手に、2021年11月に都内にて行われるゲームの展示会”ゲームマーケット2021 秋”に出展されるとのことなので、日本最大級規模の展示会に向けた思いを伺いました。

上原さんドリプロ説明

ドリプロのゲームの成り立ちを教えてください。

(上原さん)2018年に始めて、もともとは幕張PLAY株式会社の神長さんと石井さんと3人で立ち上げた企画でした。そこにゲームデザイン&アートワークを担当された中嶋さんが加わって4人で取り組み、約1年以上かけて作ったものになります。

一番時間がかかったのは、企画部分でした。最初の企画段階では新しいリーダー像を体現するようなゲームの方向性でスタートしました。なので、『ニューリーダーゲーム』というタイトルでした。企画が定まっていなかった時には、テーマパークの運営を考えるという案も出たりしました。

『ニューリーダーゲーム』を話し合う中で、ビジョンを語って色々な人たちを巻き込みながら、新しい価値を創造し社会問題を解決する体験ゲームを目指していました。

試行錯誤する中で、中嶋さんがゲームの設計に関して色々と考えていただけて、ダイス1つ1つがフォロワーとして見立てた構成で、仲間を増やしながら夢の実現を目指していくというアイディアが、この形となりました。

クラウドファンディングに挑戦してみて手応えはありましたか?

(上原さん)クラファンに挑戦したのは、ゲーム内容が固まり、イラストやカード印刷等に着手するタイミングでした。プロジェクト中に少しずつ印刷版ができあがったりしていき、クラファンの活動報告でもアップしたのですが、クラファンとゲーム完成が同時並行に進んでいく感じで、チーム内でもとても盛り上がりました。

結果としては、目標達成はならなかったのですが、57人もの方々に支援いただいたことは本当に嬉しかったです。一人ひとり、応援しているというメッセージをもらえることがこんなに嬉しいとは、想像以上でした。一方で初めての挑戦だったので、気合だけはありましたが、振り返るとあれもやっておけば良かったこれもやっておけば良かった、という反省も多かったかなという風に捉えています。

ドリプロの『仲間の持ち味を活かして夢を実現する』というキーワードがとても素敵ですね!ご自身の活動の中でまさにキーワードの基盤だと感じるエピソードはありますか?

(上原さん)このゲームを作ることが、このキーワードそのものでした。

神長さんがビジョンを語って、中嶋さんがゲーム内容を色濃く練り上げ、石井さんが広報関係のプロデュースをしてくれて・・イラストは、”えにし”さんという方が描いてくださいました。それぞれが得意とすることを発揮して、持ち味を活かして作り上げたゲームだと感じています。

ドリプロのダイス文字

ドリプロの『夢の叶え方を子供たちに伝えたい』というキーワードもありますが、これからの子供たちに伝えたい事は何ですか?

(上原さん)色々な人との出会いを、たくさん楽しんで欲しいなと思います。色々な人がいて、みんな違ってみんな良いと思いますし、そういう人たちと何かコトを起こしてプロジェクトを楽しんでもらえたら、素敵だなと思います。

2019ゲームマーケット

11月に東京・お台場ビックサイト展示場にて開催される、国内最大規模の『ゲームマーケット2021 秋』にご出展されるとのことですが、ゲームマーケットに向けて思っている事や、楽しみにしている事を教えてください。

(上原さん)とても大きなイベントですので、新しい人との出会いを楽しみにしていることと、ドリプロというカードゲームをまだ届けられていない人に届けたいという思いがあります。

ゲームマーケットには、2019年にドリプロのプロジェクトチーム4人で出展したことがあったのですが、出展すれば沢山の方々に見てもらえますし、SNSで出展したことを発信することで多くの方々の注目をいただける機会になりました。クラウドファンディングで支援してくださった方々で会場にお越し頂いた方も多かったので、嬉しかったです。

ステイホームや自宅時間を楽しむことに注目されていることからゲームを作る人が増えていますし、関心を持つ人も更に増えているので、会場でその熱量を楽しみたいと思います!!

 

上原さんの取り組まれるアナログゲームは、ゲームとは一言で括れない価値ある学びとなっています。今後のゲーム化やご活躍にご注目ください☆

ゲームマーケット2021 秋は、2021年11月20日(土曜日)と2021年11月21日(日曜日)の2日間開催され、上原さんが出展される日程は、11月21日(日曜日)の1日となるそうです。入場方法など詳しくは、公式ホームページをご覧ください。

Game Market 2021 秋 (https://gamemarket.jp/

開催日 2021年11月20日(土) 11:00~17:00
2021年11月21日(日) 11:00~17:00
会場 東京ビッグサイト 西展示棟1,2ホール

上原一紀さんのご紹介

another life.プロフィールページhttps://an-life.jp/portfolio/132

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